デイリーアウトプット


1日の作業を終える前に必ず、その日の作業を1枚の紙(分量にはこだわらない、手書きでもよい)にまとめて他人に見せられる状態にアウトプットしておく。


情報収集→環境構築→機能確認→評価→報告書作成みたいな流れの数週間〜1ヶ月以上かかるような製品評価系の作業をおこなう時に、1日1日の作業が自分からも他人からも見えなくなることが良くあるので、上のようなルールを考え実践してみた。ポイントはメモるのではなく、整理してまとめること。

  • 1日1日の作業内容をちゃんと整理してまとめる必要があるため、たいていは30分〜1時間くらいかかるが、確実にそれ以上の作業時間の短縮になった。(とくに長期間の作業の場合)
  • 1日の作業の区切りとして必ずアウトプットをおこなうことで、充実感を持って帰宅できる。
  • 次の日の朝一に前日に作ったアウトプットを確認することで、「俺、昨日何してたっけ?」みたいなことがなくなり、スムーズに作業に入れるようになる。
  • 作業の都度都度で自分の考えが整理できているので、チーム内外との急な打ち合わせに対応できる。
  • どうしてもアウトプットが出せないこともあるが、それは結局1日何もしていなかったということ。デイリーアウトプットを継続することで、徐々にそういうことは減ってゆく。

朝会を実施すると、前日にやったことを言えなかったり、「昨日はおとといの作業の続きをやっていました」みたいな感じで1週間くらい言うことが変わらないメンバーが大勢出てくるようなチームの場合、このルールを実践するといいかもしれない。てゆーか朝会自体、メンバー全員が1日の作業をまとめておくことを前提に成り立っているもの。