ロックンロールに憧れる60年代のティーンエイジャーのように


Webとは、


職場や、テレビや、オフィス街や、政治や、地下鉄や、
公共料金の支払いなんかに代表される煩わしい現実を忘れさせてくれて、


音楽や、サッカーや、ビリヤードや、内輪飲みや、新しい友達や、思わせぶりな態度や、
ふと思いついたアイデアの断片なんかに代表される興奮や好奇心をブーストしてくれて、


欲求不満だったり、劣等感だったり、傷つけられた自尊心だったり、思い出したくない過去だったり、
誰かに振り向いてほしい想いだったりを全て飲み込んでくれて、


僕や君が本来持っている、自分自身の物語が次から次へと始まっていくような、
全能感に包まれた新しい世界をつくりだすことのできる余地の残されている、


この時代に生きる僕らにとって、最初で最後のキャンバスである、
と僕は思う。


だから、


船乗りに憧れる大航海時代の少年のように、
騎士に憧れる中世の少年のように、
ロックンロールに憧れる60年代のティーンエイジャーのように、


自分たちの想像力とスキルと行動力を信じて、ただ1歩踏み出せばいいんだよ。