技術視点とユーザ視点のマッピング


ブラウザ・オーバーレイ技術をコアとするブラウザ拡張技術
http://clip.nayuta.com/


ちょっと触ってみた。操作感が軽い。これから少しずつ新しい機能が追加されていくと面白くなっていきそうな感じがする。ただ、せっかくのアイデアをどう活かすのかユーザ側に立った視点で練り切れていない印象を受ける。


技術視点で成り立つ世界とユーザ視点で成り立つ世界の溝のことをキャズムという。で、どこかでそれぞれの境界の橋渡しをしないといけなくて、その役目を担うのがビジョナリーなんだろう。


それは、例えていうと、オブジェクトとRDBをどうやってマッピングしようかというようなことで、つまり双方の世界の繋ぎ合わせるための豊富なマッピングパターンを知識として持っているかという話なわけで、Hibernateのようにユーザ側に立つスタンスの人もいればiBatisのように技術側に立つ人もいる。


ビジョナリーには、両方の視点が必要なわけで、そういった視点を身につけるには、こういった技術視点で出てきたサービスを片っ端からいじくって気の利いた遊び方を見つける訓練をしてみるといいんじゃないかな。

■ 開発方針
近い将来、シンクライアント+仮想サーバの構成は大きく普及することと思われます。ウェブサービスがこれ以上多様化し網羅的になった場合、ブラウザにはそのサービスに対してのOS的な機能が必要になるのではないでしょうか。


これはそのとおりだと思う。Google Gearsがやりたいことってこういうことだったりするのかも。触ったことないんでよく分からんがとりあえず言ってみた。