もうすぐJavaOne


今年のJavaOneは5/6〜5/9開催。でも、このワクワク感のなさはなんなんだろう?


2000年代前半は、オープニングセッションを深夜にネットで見たりとか、毎日公式サイトをチェックとかしてたはずなのに、今年はJavaOneが始まることすら忘れてたよ。


JavaOneセッション一覧
https://www28.cplan.com/cc191/sessions_catalog.jsp


セッション一覧みても、新聞のテレビ欄のように見える。去年とどこが違うのかよく分からない。Java EEとか一体去年と何が違うの?って感じ。つーか、RodとかGavinとかSunのJSR仕様検討メンバーのセッションとか微妙にマイナーバージョンだけが違う以外、毎年同じタイトルで同じ内容のセッションやってないか?


ゴスリング、Tシャツ、JavaOneリュック、巨大なDuke人形、Rod Johnsonと記念撮影する日本人、シャツの裾を几帳面にズボンの中に入れてるインド人。予定調和しかない。Java自体、オープンソース化して仕様策定プロセスが見えるようになってしまってサプライズもない。これはJavaが成熟した証拠だみたいな話もよく聞くけど僕には閉塞感しか感じない。ここまでいけると思っていた到達点のはるか手前で失速して停滞してる感じ。


と、ネガティブなことばかり書いてみたけど、ほんとに言いたいことってこんなことじゃなくて、JavaGlassFishNetBeansを使うことで、今までと違う景色が見れることをSunは証明しなきゃならないっていうこと。


JavaGlassFishNetBeansが対抗するべきなのは、Rubyでも.NETでもEclipseでもなくて、CGMSNSクラウドコンピューティングなんだよ。こういった単語を聞いたときに頭の中に浮かぶイメージに真っ向から対抗できるような未来をJavaが提示できることを見せつけてほしい。


例えばリアルタイムJava、Sun SPOT、JavaFX Mobile、JRuby。要素技術は十分にある。あっと驚くような発表をJavaOneには期待する。