Androidの存在意義
- 作者: 嶋是一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Androidの存在意義っていうのは、モバイルプラットフォームのアーキテクチャにオープン技術を用いることで、従来のメーカーや機種による違いを水平に統一しようとしているところなわけで。
開発者に課せられた様々な制限が取っ払われ、Web上のサービスを作るのと同じ感覚でモバイルアプリを作成できますと。
壮大な可能性を感じるぜ。
本書「おわりに」から引用
昨今の日本のモバイルコンテンツビジネスに勢いがありません。何か実現したいのだけど取り組めない、という閉塞感すら感じます。この状況を打開するのが、Androidと携帯電話の処理能力向上です。つまり、「やりたいこと」ができる「時期に来ている」のだと思ってやまないのです。しかもこのAndroidは、実にうまく業界のしがらみをバッサリ切り落として、潔白な状態で産み落とされた「赤ちゃん」のようだと私は感じています。
なんとしてもこの技術を成長させ、普及させなければという筆者の想いが伝わってくるよ。